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広がれ「レク介護士」 西区の企業が民間資格創設

介護現場で高齢者に生きる喜びや楽しさを感じてもらうため、レクリエーションの企画運営をする民間資格「レクリエーション介護士」を大阪の中小企業が新設した。高齢化が進む中、生活の質(QOL)向上につなげるのが狙い。関係者は「介護職員だけでなく家族やボランティアにも取得してもらい、地域で高齢者を支える社会につながれば」と意欲を示している。

介護用レクリエーション(介護レク)の素材を配信するサイト「介護レク広場」を運営する「スマイル・プラス」(大阪市西区)が創設。同社が2014年1月に設立した日本アクティブコミュニティ協会が資格を発行する。

人手不足解消へ

同社によると、介護レクは集団で行う体操や演奏、個別で取り組む塗り絵や書道など。「企画者の趣味や特技を生かし、高齢者に喜ばれるプログラムをつくるのがポイント」という。
介護レク広場に登録する介護従事者にアンケートを行ったところ93%が「専門知識を学びたい」と回答。現場でのニーズの高さが浮き彫りになったという。

高齢者介護事業を幅広く手掛ける「やすらぎの介護 シャローム」(堺市堺区)の俣木泰和専務(42)は「レクリエーションの効果を上げるためには場当たり的にやらないほうがいい。資格があれば未経験者が基礎を学ぶための有効な手段になる」と指摘。人手不足が課題の介護業界で人材育成に役立つとみる。

年間1万人目標

スマイル・プラスは13年度に経済産業省の人材支援サービス創出事業を受託して資格制度開発に着手。介護施設約200カ所を訪問し、介護レクに関する調査や制度の検証を実施した。医師や理学療法士ら専門家の助言を受けながら資格取得に必要な公式テキストを完成させた。

現状で発行する資格は、介護レクの基本知識を習得する2級。企画書の作り方や高齢者とのコミュニケーションの取り方などを学べるようにし、9月1日から講座を開講する。16年にはより専門性の高い1級を創設する予定だ。

資格の取得方法は(1)通信教育ユーキャンを活用した自宅学習(2)同協会指定の認定講師を介護施設などに派遣する集団研修(3)年内には始める専門学校への通学-の3種類。通信教育で「問い合わせが相次いでいる」そうで、年間の資格取得者数は約1万人を見込む。

企画書の作成方法をめぐっては内容を共有できるサイトも用意し「業界統一基準」を目指す方針。伊藤一彦社長は「介護現場で働く方々の笑顔をプラスできるようにするとともに、レクリエーションを通じて一般の方が地域で高齢者を支える社会を実現していきたい」と意気込んでいる。

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